TikTokで音MADをバズらせようとした男の奮闘記

 

この記事は音MAD Advent Calendar 2022の18日目の記事です。

本日はM-1グランプリです。みんな見ような。

 

本記事は論文っぽく書いてますが、大したエビデンスも無く「あなたの感想ですよね?」みたいなことしか書いてなくて論文としては破綻しているのでそこは突っ込まないでくださいマジで。

 

 

1.はじめに

この動画を見たことはあるだろうか。

 

 

2020年に投稿し、結構なバズりを記録した動画である。
実はこの動画、ある程度バズる確信があった。


「後出しでなら何とでも言える」と思われるのは承知の上だが、
それなりの根拠があったので聞いてほしい。

 

まず、下記の動画たちを見てほしい。

 

藤崎マーケットのやつはもっと伸びてるのがあった気がする)


見ての通り、「リズムネタ芸人を流行りの曲に乗っける」と、
Twitterではバズりやすい傾向にある。

エアロビ選手やインド人系の動画が好きなのは全世代共通らしい。

「うっせえわ」のサビは、レギュラーのあるある探検隊のリズムとバッチリハマっていた。
なので、上記理論通り行けば「バズる」確信があったわけである。

 


2.クソリプの中に見出したTikTok

結果的にこの動画はかなりバズった。
理論が証明に成功し、脳汁があふれまくったのを覚えている。

脳汁が溢れるイメージ(ゴールデンカムイより鶴見中尉)

バズりにはクソリプがつきものである。
「俺に伝えてどうすんだよそんなこと!」
というリプライも大量についた。
(万単位のフォロワーがいる人っていつもこういう目にあってんの?こっわ…)


そのクソリプの中で、TikTokに転載され、そっちでもバズっている」
という情報がもたらされた。

当時は「まぁしゃーないやろ」くらいにしか思っていなかったのだが、
しばらく経った頃、
「このTwitterでバズらせる理論はTikTokにも応用できるのでは?」
という考えが、ふと脳裏をよぎったのである。

 

もう一度、あの脳汁が溢れ出す感覚を味わいたい。
自分が提唱した理論が事実であると証明できたときだけ接種できる栄養が欲しい。

激しく脳汁が溢れだす様子

 

そして私は、実行に移すことにしたのである。

 

3.メロスにはTikTokがわからぬ

TikTokで戦うにあたり、まずは流行を調査した。
あまりにも移り変わりが早いため、動向を掴むのに大変苦労したが、
なんとなく以下のような物が強いっぽいことを把握した

・30秒くらいで終わるインパクトのあるおもしろ動画(じゅんや等)
・踊りやすい曲
・最近の曲だけではなく、昔の曲も一部人気がある場合がある

30秒くらいで流行の曲を使うとよさそうに思われる。

自分もちゃんと調べるまで勘違いしていたのだが、
TikTokで流行する曲は最近の曲ばかりではない。
実際自分が調べたときも、「め組のひと」だとか「タイミング(ブラックビスケッツ)」だとか、昭和、平成の曲も結構流行っていた。

何故そのような歪な音楽の流行が発生するかというと、どうもこういうことらしい。

news.yahoo.co.jp

要は、「フォロワーの多い人間に取り上げてもらえるとバズる」
ということである。
ピコ太郎におけるジャスティンビーバーがいい例であろう。
全部が全部そうではないのだが、とにかくこの

 

フォロワーが多い人が何かしらの曲のダンスを投稿する

フォロワーがそのダンスをマネた動画を投稿する

どんどん広まる、その曲が流行する

 

というようなサイクルがTikTokでは多いらしい。

話が逸れたが、TikTokフォロワー0の私は、とにかく強い曲に便乗するのが良いようだ。

 

 


4.素材選び

リズムネタ芸人といっても、めちゃくちゃたくさんいる。
恐らく誰でもいいわけではないであろう。

なんとなく過去の傾向を見ていると
「一度はブレイクして知名度があるリズムネタ芸人」
がバズっているように思う。
やはり、元ネタのリズムを知っているのでイメージがしやすいのだろうか。


上記を踏まえ、以下の仮説を立てた。


「過去に1発当てた等、適度に知名度がある」
「リズムネタ、あるいはそれに準じた動きをする芸人」
「Z世代に受けそう」
「動きをマネしやすい」

これらの仮説に当てはまる芸人の中で、私が出した答え。

フースーヤである。

 

 

 

5.何故しこジャパン

彼らは過去に「オーマイゴッドファーザー降臨」のフレーズで、一度ブレイクしていた。

ネタはある意味リズムネタ、そしてブレイクしたのも5年、6年ほど前で、
今のZ世代の記憶にも残っている可能性が高い。

エンタ時代の芸人まで遡ってしまうと、Z世代に通用するか正直疑問だったので、
そういう意味でも本当にちょうどいい芸人であった。

そしてなにより、去年の準々決勝で私がすっかりハマってしまったからである。
去年の準々決勝のネタの再生数も、かなり多かった部類であり、
爪痕を残したと言ってもいい。
ちょっと彼らを見直したという人もいるであろう。

また、YouTubeだと彼らの音MADの打率はめちゃくちゃ高い。
フースーヤ 音MAD」で検索して出てきた動画は、確認できた限りすべて1万再生を超えていた。

更に、彼らはなんと過去に公式(?)で音MADコンテストを開催しているのだ。

note.com

(カベポスター決勝進出おめでとう)

 

本人達自ら音MADコンテストを開催するくらいであるのならば、
ワンチャン本人に公認されて爆伸びするのでは...?

そういった邪な考えを持ちつつも、とにかく非常に可能性を感じていた。

 

6.ついに曲の決定

フースーヤを素材に据えると決めたものの、未だに曲が決まらない。

最初はBTSやジャニーズ(SnowManとかなにわ男子)のような、現代の流行に媚っ媚な曲を使おうと考えていたのだが、どれもいまいちしっくりこない。

インプットのため、聞いてこなかった最近のボカロ曲を聴いていたとき、
ついにピッタリな曲に出会えた。
「マーシャル・マキシマイザー」である。

TikTokerは強いものに群がるので、Youtubeですでに強い動画はそのままTikTokでも人気がある。
しかも今のZ世代にはボカロがめちゃくちゃ流行っている。
砂の惑星でボカロにバイバイバイした米津玄師が困惑するレベルでだ。

正直フースーヤのネタに対してBPMが早すぎるような気もしたのだが、
「食べて すぐ寝て 牛になる」の部分があまりにも綺麗にハマったので、
もうこれで行くしかないという思いが強くなったのである。

 


7.制作開始

TikTok用だし、サビだけパパパっと作って、終わりっ!」
と考えていたのだが、クリエイターあるあるの悪いところが出てしまった。
楽しくなって普通に一般的な音MADの尺で作ってしまったのである。
やっべぇ(大ちゃん)
こいつ、30秒くらいでまとめるのが重要ってさっき何度も言ってたよな…?


映像に関しても、もっと手を抜くつもりだったのだが、
いざ作っていくと、手抜き感にだんだん我慢できなくなってしまい、こっちもちょっと頑張ってしまった。(当社比)
そんなこんなで結局完成に3週間かかったのであった。

ただ、その分近年作った動画の中ではかなり手ごたえを感じる完成度になった。
特に聞き心地と中毒性に関しては本当に自信があった。
「これならばTikTokでバズることも夢ではない」という淡い希望を抱きながら、
投稿日を迎えるのである。


8.投稿

ちょうど第167回音MAD晒しイベントが開催される時期であったので、
そこで全プラットフォームにまとめて投稿することにした。
はたして結果は…!?!?

 

 

 

 

 

 

12月7日時点

 

 

 

 

 


ダメー



 

 

 

 

自信はあったが、やはりTikTokで30秒以上の動画をバズらせるのは無理があったか...。

次の動画を準備すべく、またいろいろと考えを巡らせていたときである。

ダンサデオドル・ダンサダンサーに、とんでもない変化が訪れる。

 

 


9.オーマイゴッドファーザー降臨


投稿から1ヵ月以上経った頃である。

12月7日時点


!?!?!?!?

 

TikTokではなく、Youtubeではあるのだが、突然再生数が爆伸びしたのである。
確変ゲットで上上・下下・オープン! 

 

一体何が起こったのか。
それは、
「5万人という太いフォロワーを抱えている人にリツイートされて紹介された」
のだ。
ああ(フォロワーが)太い!ものすごい太い!

そう、私にとってのジャスティンビーバー、
オーマイゴッドファーザーが降臨したのである。

しかもこの人、わざわざ「Twitter版」「ニコニコ版」「Youtube版」全部リツイートしてくれたのだ。
相当お気に召していただけたらしい。ありがとうオリゴ糖

 



それからというもの、Youtube版のダンサデオドル・ダンサダンサーはわけのわからないスピードで再生数が伸びていった。
ニコニコのほうはジワ伸びでそれなりに再生数が増えていたのだが、
それを遥かに超えていってしまった。

今ではなんとミリオン突破である。たまげたなぁ...

 

 

 

 

自分の理論通りやれば伸びることを証明したくて始めた検証だったのだが、
最終的には、この理論通りの物を投稿したからこの結果に結びついたのか、
それとも、「結局数字を持っている人間にリツイートされるのが一番強い」ことを証明してしまったのかが、
ブレてわからない状態になってしまった。皮肉だね(素敵だね)

 

 

10.考察

4つのプラットフォームに投稿して今回のダンサデオドル・ダンサダンサーだが、
そのうち3つは先述した通り太いフォロワーを抱える人にリツイートしていただけた。
しかし、その後の伸び方まったく違った。
なぜだろうか?

なかなか貴重なサンプルだと思うので、本記事で考察してみたい。


前提


・そもそもダンサデオドル・ダンサダンサーは"面白い"動画ではない。
ここでいう"面白い"は、"funny"の意である。
初めてこのフースーヤのネタを見た人はfunnyと感じるかもしれないが、
フースーヤのネタを見慣れた人間や、フースーヤのネタが面白くないと感じる人間からすると、
どちらかといえば"interesting"のほうの印象を受けると思う。
括りで言えば、YTPMVにかなり近いタイプの動画である。


・聞き心地、中毒性はかなり高い
「自分で言う?」と言われそうだが、ここに関してはとにかく自信があった。
制作中も、「聞き心地」の部分にはかなりこだわったし、納得いくものができたと思っている。
中毒性に関しても、作った本人が中毒になって鬼リピしてたので、自信があった。

またその中毒性により、

「100万人が1回ずつ再生した」のではなく、「1000人が1000回ずつ再生した」ような感じで再生数を獲得していったと思われる。
「特出した面白さはないが、一部の人がハマってくれて何度もリピートしてくれている」
状態が、現在の結果なのであろう。
現実でのフースーヤの人気みたいだぁ…

 

アナリティクスのリピータ表示機能。
これを見る限りほぼ上記の仮説は正しそうである。

 

 

 

以上を前提として、各プラットフォームごとの伸び方について考えていきたい。

 


ニコニコ動画(約8万再生)
ダンサデオドル・ダンサダンサーは、ニコニコ的観点で言えば、
「コメントのし甲斐がない」動画である。
ツッコミができるところもないし、
「この歌詞私のことだ…」のような大喜利もしにくい動画なのだ。

そのため、コメントの相乗効果による面白さの増幅はあまり得られていない。
つまりそういった面での再生数の増加は期待できない。

再生数の伸び方としては、前提にも書いた通り、ハマってくれた少数のユーザーが毎日再生してくれた結果がこれであると思われるが、
そもそもニコニコはユーザーの母数が少ない。

しかも、ニコニコの年齢層はZ世代より上が中心である。
なので言ってしまえばもともとこの動画のマーケティング対象外である。

もともとの見積もっていた再生数は5000~10000再生、
オーマイゴッドファーザー降臨前の実際の再生数は15000再生だったので、
ほぼ見積もり通りの結果であった。

最終的な数値としてこの結果は、ようやりすぎである。

 

 


YouTube(約117万再生)
こちらはニコニコと逆に、"interesting"な動画のほうが伸びやすいようである。

前の記事でも書いた通り、もともとYouTubeではフースーヤの音MADは打率が高めであった。
その前例通り、私の動画もとんでもないホームランを放ってくれた。

YouTube視聴者の年齢層は幅広く、Z世代も多いため、私の狙い通りにいったと解釈してよさそうである。

また、芸人がYouTubeチャンネルを開設し、その芸人のファンがYouTubeチャンネルの動画を視聴するので、芸人MADが視聴されやすい土壌があったのかもしれない。

フースーヤも芸人の中ではかなり早い段階でYouTubeチャンネルを開設している)

また、再生数の増加の仕方としてはニコニコと同じく、リピーターによる再生の積み重ねの結果であると思われるが、ユーザーの母数が違いすぎるため、その分大幅に伸びたと考えられる。(だからって100万超えるか?というのはある)


Twitter(約2800再生)
「現代人はSNSだと30秒以上の動画が見れない」みたいな話をよく聞くが、
その言説通り、本動画もTwitterではあまり伸びることがなかった。
しかし、不思議なのは、
「同時に3プラットフォーム分の動画をリツイートされたのに、Twitterだけは全然伸びなかった」ということだ。
3つのツイートの中から、タップするだけですぐ見られるTwitterの動画を開くのではなく、
わざわざYouTubeのリンクを踏んで、YouTubeのアプリを起動し、そっちで視聴する人が圧倒的に多かったのである。

この理由が未だにわからない。誰か解明して。

 

 

 

あとがき

1.バズるかどうかは結局売り方と運

パリピ孔明」というアニメが流行したことは記憶に新しい。
その劇中、唐沢というキャラクターが以下のような意味の発言をする。

「音楽が売れるかは曲の良し悪しではない。売り方のほうが大事なのだ。」

この発言を裏付けるようなデータがある。

kikuo.fanbox.cc

ボカロPのきくお氏による「無色透明祭」の参加レポートである。
これを読めばわかる通り、本当に曲の質というのは伸びる伸びないに関係ないことがハッキリ示されている。
私も何曲か聞いたが、埋もれているのが不思議な曲がいくつもあった。

 

 

ちなみにその逆、完全に売れる要素だけをひたすらネジ混み、
実際に大バズりした曲がある。

「PAKU」である。

www.youtube.com

・作編曲に「なにやってもうまくいかない」のmeiyo

・最近流行っているアニメーションのMV

・TikTokerがマネしやすそうなダンス

・Z世代狙い撃ちの歌詞

・イントロなしでサビから始まる

・Fullでも2:11しかない

 

売れる要素の全マシである。

初めて「千鳥のクセスゴ」のテロップを見たときと同じタイプの衝撃を受けたものである。

 

クセスゴのテロップの一例。顔文字や絵文字がふんだんに使用されておりZ世代への意識を感じる。

このasmiという歌手は、売れていないわけではなかったのだが、
いまいち伸びきることができていなかった。
しかし、上記の売れる要素全マシの曲を出した途端、コレである。

 

売り方が大事なことがよくわかる一例であろう。

 


もう1つ紹介しよう。
このツイートを見たことはないであろうか。

 

 

見ての通り大バズりしているが、実はこのツイート、
本人のプロフィールを見ればわかる通り、創作である。

しかも、こうしてバズる前もバズった後にも何度もツイートされているのだ。
(というか恐らく自動投稿しているようなのでBotなのだろう)

 

 

このツイート主のtokugawa氏がどこまで計算していたのかはわからないが、

 

・春日がオンのときであれば実際に言いそうな絶妙なライン
・テレビで見るだけのオードリーファンにはいかにもウケそうな内容
・子供と芸能人のちょっといい話はどこに出してもウケがいい

 

ということをある程度分かった上で、「バズる」という確信があったから何度もツイートしていたと思われる。
しかし、実際にここまで伸びるのになんと7年も時間を要している。

それが何故かと言えば、推測でしかないが「今までフォロワーが太い人間の目に留まらなかった」という理由が一番大きいと考えられる。

繰り返しになるが、「フォロワーが太い人間に紹介される」という広告効果は、本当に絶大なのである。
その「フォロワーが太い人間の目に留まるかどうか」はまさしく売り方と運であり、
曲、動画の良し悪しはその後の伸びの継続性に関わる部分なのである。

 

2.アナリティクスを見てみよう

ご覧になっていただければわかる通り、視聴者層は18~24歳、所謂「Z世代」が大半を占めていた。
つまり、フースーヤ × ボカロ曲はZ世代にウケる」という私の理論そのものは正しかったと証明された形である。

このことから推測するに、
TikTokでフォロワーの多い人間が、
ダンサデオドル・ダンサダンサーの歌ってみた、踊ってみたあたりを投稿してくれれば、同じように爆伸びする可能性はあるということでもある。

YouTubeで強い動画はTikTokでも強い)

 

 

3.その後

ダンサデオドル・ダンサダンサーのあと、もう1本このような動画を投稿した。

www.youtube.com

こっちは厳密には音MADではないが、前回のレギュラーの動画とほぼ同じフォーマットである。

ロマンスの神様は、この投稿日のちょっと前にTikTokでかなりバズっていた曲である。
更に、アメトークの「踊りたくない芸人」でもフォーカスされたばかりのタイミングだったので、伸びるという確信があった。

しかし結果は、TikTokで惨敗、Twitterも非常に微妙な数値となった。
ダンサダンサーはたまたまうまくいったが、こうなっていた可能性も充分になる

(正直とんでもないニュース直後だったのでタイミングが悪かったのはある。「運」の部分で負けた例かもしれない)

 

 

 

 

結論

今回はうまくいかなかったが、理論自体は恐らく間違っていない。

TikTokでのバズりこそさざ波であったが、YouTubeでは完璧な結果をもたらした。

また、YouTube上でもっと伸びれば、TikTokに輸入されてバズる可能性もなくはない。

そういった方向で展開するのも1つの手だったかもしれない。

 

 

 

反省

今冷静に考えると、「食べて すぐ寝て 牛になる」
のところだけ切り取って投稿すればよかったかもしれない。
TikTokのマーシャル・マキシマイザー踊ってみた動画も、その部分から始まるものが大半である。
いろいろと欲張りすぎた。

 

また、動画の反省であるが、村上信五の写真が谷口に似てな過ぎた。
月曜から夜更かしの村上信五はたまーに似て見えることがあるので、
よかったら見比べてみて欲しい。

 

 

 

 

 

ちなみに

Q.今は何が流行ってるの?

A.テイキョウ・ヘイセイ・ダイガクです

 

 

 

 

 

 

以上となります。

長文でしたが、ここまでお読みいただき、

 

 

ありがとうござい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔性の女

 

 

 

 

 

 

銀座のホステス

 

 

 

 

 

 

 

 

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